腰痛について

長時間座りっぱなし・同じ体勢での作業・長年の悪い姿勢にお心当たりがある方!腰痛で悩んでいませんか?

座っている時間が増え、立ったり歩ったりする時間が減り、腰が痛い。

ゴルフのスイング時に腰が痛くて回りずらく思ったように飛距離が伸びない。

気温の変化に体がついていかず、いつも腰が張っているて重だるい。

運動する時間が減り、腰やお尻がこわばり痛みが出る。

車の乗り降りがしんどい。

長時間のテレワークやパソコン作業ばかりで背中が丸まり、腰が痛い。

湿布や痛み止めが手放せない。

朝起きると腰が痛く、すぐに起き上がるのが辛い。

✅腰が痛くて家事や育児がしんどい。

病院へ行っても良くならないし、手術をすすめられたので怖くなってしまった。

整骨院やマッサージに多い時は週2回も通っているが良くならない

重いものを持ち上げる時に、また痛めてしまわないかと不安になる。

腰痛は、日々の姿勢の癖で同じところに力がかかったり、逆に使われないで弱くなってしまったところなどから筋肉のバランスがくずれ関節や椎間板に負担がのしかかることで痛みが起こるものが少なくないのです。

腰痛が起きる原因とは? 大きく4つの腰痛に分けられます。

1.背骨の関節による腰痛

この腰痛はスポーツや日常生活動作で腰を反ったり、回旋運動を行った際に関節に負担がかかり傷めやすいことが多いのです。

腰部を反ったり、背骨の脇を押すとピンポイントで痛むことが多いのがこの腰痛の特徴です。

この腰痛の原因として、背骨の際にある小さい筋肉が正常に働けず硬くなり背骨と背骨の関節が正しい動きが出来なくなり関節どうしを包む膜などを挟み込んでしまい痛みにつながることが知られています。

妊産婦や肥満、腹筋が弱い方などに起こりやすく立位での腰を反った姿勢を修正していくことが重要になってきます。

体の動かし方の指導として体を反る際に腰からではなく背中から反るように心がけることが大切です。

【参考資料】Mechanisms behind the Development of Chronic Low Back Pain and Its Neurodegenerative Features

当院ではこの腰痛に対し、背骨に付いている筋肉を緩め、筋肉と筋膜の癒着を剝がしてゆき、その後背骨一つ一つを拡げ元の位置に修正し正しく動けるように調性してゆきます。

また体の動かし方や姿勢にも原因があるため座り方や背骨に負担のかけない身体の反らし方などアフターケアもアドバイスしてゆきます。

2.椎間板による腰痛

椎間板とは背骨と背骨の間にある軟骨で衝撃を吸収するクッションの役割を持ち、立った姿勢においては体重の80%を受け止めているといわれています。

この腰痛の原因として、椎間板の中には水分が多く含まれ衝撃吸収や体重などの圧力を分散する働きがあり比較的上下の動きには強いのですが回旋するような体の動きには弱く加齢や激しい運動などで体をねじるような動きを続けると椎間板が損傷を受けやすいのです。

加齢や激しい運動などで椎間板の中の水分が減ると椎間板自体が薄くなり衝撃を吸収する能力が落ちて痛みにつながってゆきます。

痛みとして腰の中央から左右に拡がるように現れたり、椎間板が背骨と背骨に潰され中の圧力が増すと外に膨れ出し神経を圧迫すると足の方にも痛みやしびれを伴うこともあります。

症状がある人のほとんどは座位姿勢で腰が丸く骨盤が寝ている傾向があり、それにより背骨と背骨の前側に椎間板が潰されて後ろに出ようとして痛みが出現しやすくなります。

【参考資料】椎間板変性とは?椎間板の水分が減少することで起こる、初期腰痛の原因

当院ではこの腰痛に対し、どこに痛みがあるのか背骨を一つ一つ調べ、背骨と背骨を微妙な方向と角度、力加減を合わせ背骨の間で潰され圧迫された椎間板の負担を軽減できるよう調整を行います。

また丸くなった腰の姿勢を改善するための座り方や体の動かし方、エクササイズなどアフターケアも提案してゆきます。

3.筋肉や筋膜による腰痛

腰痛というと骨に異常が起きているのかと思ってしまいがちですが、実は筋肉のこわばりや炎症に原因があることも多いのです。

この腰痛の原因として、特定の筋肉の オーバーワークが挙げられ 長時間のデスクワークや反復作業、無理なスポーツ等で同じ姿勢を長く続けたり、繰り返しの動きなどが筋肉にとって非常に負担がかかり傷めやすくなります。

また胸椎と言って腰よりも上の背骨の動きが悪かったり、股関節の動きが悪いとその代りに腰が代償として働くといわれ、過度な使い過ぎから痛みの原因につながります。

これだけ腰の筋肉や筋膜に緊張が続いて負担がかかると筋肉と筋肉どうしがくっついてしまったり、筋肉と筋膜がくっついてしまい血液の流れが悪くなり硬くなったり痛みとして出てくる場合があります。

ですので施術と同時に使い過ぎをを防ぐことを考えなければいけません。

【参考資料】Mechanical Low Back Pain

当院ではこの腰痛に対し、初めに背中の関節と股関節を調整し動きを良くしてから、負担のかかっている筋肉を見極め、筋肉と筋膜、筋肉と筋肉が、お互い滑らかに動けるように特殊な手技とオイルにより筋疲労を和らげ正常な働きに戻してゆきます。

それにより血液の流れが格段に良くなり痛み、硬さが緩和されやすくなります。

またこの症状は背中と股関節の動きが悪いかったり、腰の筋肉を使い過ぎて起きてしまった可能性も考慮し背中と股関節を柔軟に保つエクササイズや生活指導もご案内してゆきます。

4.骨盤(仙腸関節)による腰痛

仙腸関節とは背骨の下の三角の骨が一般的に言われる左右の骨盤の骨に挟まれてできた関節でほとんど動きがありません。

この関節は殆ど動きが無いのですが歩行時に体重と足からの衝撃を上手に分散し体にかかる負担を軽くし、スムーズに動かすために大切な関節です。

この腰痛の原因は三角の骨と左右の骨とのズレで緩んでしまい不安定になったことで起きやすくなり、骨盤は上半身と下半身を連結するところで背骨や腕、脚にまで影響を及ぼすことがあります。

この関節がズレてしまった事の多くは腰を丸くした姿勢により背骨の際の筋肉が弱くなってしまった事と股関節が硬いためといわれています、お尻の筋肉、太ももの前の筋肉、お腹の奥の筋肉などが硬いと股関節は硬くなり動きが悪くなりやすくなります。

この関節のズレでは足の長さに違いが出て長い側に痛みが出てやすく、座位時に症状を訴えることがあり、ギックリ腰の原因の一つでもあります。

痛みの出る場所は、この関節周辺のお尻、太もも外側・内側、ふくらはぎと広範囲に出現します。

再発を防ぐために腰が丸くなる姿勢を変えていくこと、背骨の際の骨を鍛えること、股関節の柔軟性などが重要だと考えます。

また椅子に腰かける時はランバーサポートを使用し腰が丸くならないように工夫したり、

妊婦の場合、骨盤周囲の靭帯が緩くなっており産後のしばらくは仙腸関節がさらに不安定になっていますので靭帯のゆるみが戻るまでは骨盤ベルトを使用して動きを止めることにより、痛みを和らげることが期待できます。

【参考資料】仙腸関節痛の発生・慢性化のメカニズム

当院ではこの腰痛に対し、まずは股関節に関わる全ての筋肉を和らげてから仙腸関節のズレを痛みが出ないようにソフトな力加減で正常な方向に誘導し、しっかり関節が収まった時点で体を動かしてもらい検査と施術の同時進行で痛みを緩和させていきます。

この施術は間違った方向性や力の入れ具合が微妙なためにより痛みを出してしまう事があるため施術者の技術力が必要になってきます。

アフターケアでは盤が緩んで不安定にならないようにしっかりと毎日続けられる運動や股関節周りの筋肉を緩めるストレッチまた正しい姿勢を保つための座り方をサポートしてゆきます。

宇都宮市にある当院は腰痛改善に強く取り組んでいます

当院は、これま多様な臨床経験での施術実績をもとに、たくさんの方の腰痛をサポートしてきました。

高齢になると筋量も減り、ますます症状が強くなるのも事実ですが若い方でも使い方により同じ事が言えます。

筋肉は何歳になろうと使えば筋肉が付くといわれていますが、だからといって最初からハードなトレーニングなどは無理だし続かない言わば机上の空論です。

ですので日々の生活の中でできることから変えてゆき、毎日苦にならない程度のエクササイズから始めるのです。

段々、慣れてきて物足りなくなってきたら初めより筋肉が付いてきたということです。

ちょっとづつが積もり積もって、やらない人との大きな差を生むものです。

当院では無理なく続けられるよう家でのケアー、もちろん当院でのお身体の調整と同時進行で改善を目指します。

腰痛でお困りでしたら、ぜひ一度当院にご相談ください。