四十肩・五十肩について

つらい五十肩や四十肩の痛み、我慢していませんか

肩の痛みと動きの不快感で仕事や家事がはかどらない。

服を着るのにも頭を洗うのにも痛みが走る。

洗濯物を干したり、高い位置にある荷物の上げ下ろしをするのに腕が上がらない。

痛み止めや湿布に頼り続ける日々がいつまで続くのか不安だ。

夜中になると肩がズキズキ痛むので、ぐっすり眠れない。

肩の痛みや動きの制限で日常の何気ない動作にも支障をきたすこともあり、仕事がはかどらない、スポーツや趣味などが思うようにできずに辛い思いをしているというお声をよく聞きます。

整骨院やカイロプラクティックなどに通ってもなかなか改善されず、整形外科では「年齢によるもの」と説明を受け、電気をかけたり湿布薬で様子を見るよう勧められるケースもあります。

五十肩・四十肩が起きる原因

肩には関節の動きを滑らかにするために、関節周囲の筋肉や腱などの間には、滑液包(かつえきほう)と呼ばれる潤滑油のような役割をする液体が存在し、また肩の関節を包む関節包と呼ばれる膜があります。

一般的に老化によって、この滑液包や筋肉、腱や膜などに炎症が生じやすくなり痛みが出ることがあると考えられていますが、肩の動きは肩の関節だけではなく肩甲骨の動き、背骨の動き、しいては脚の動きも関与します。

例えば肩甲骨周りの筋肉が硬くなり肩甲骨の動きが悪くなってしまったせいでその分肩の関節が余計に動かなければいけなくなり負担がかかりやすくなる場合があります。

そうなると筋肉や腱、滑液包や膜が知らず知らず過度に使われることで炎症を起こしたり、硬くなったり、筋肉と筋肉同士や周りの腱や膜がくっつき癒着を生じる場合があります。

また筋肉や腱、膜などが硬くなることで関節の中のスペースが狭くなって骨同士がぶつかって動きが悪くなり腕が上がりにくくなることもあります。

動かす角度によって痛い、背中に腕が回らない、服の袖に腕を通すのがつらいなど日常動作での症状がある場合、いわゆる五十肩(肩関節周囲炎かす角度によって痛い、背中に腕が回らない、服の袖に腕を通すのがつらいなど日常動作での症状がある場合、いわゆる五十肩(肩関節周囲炎)と呼ばれる可能性が考えられます。

最初は肩を動かすと痛む程度ですが、次第に動きが制限されてゆきます、その後痛みが治まったとしても動きが元に戻らず何年も硬くなったままのケースも見られます。

五十肩は多くの場合、どちらかの肩だけに症状が出て、その後もう片方の方にも現れることがありますが、両方の肩が同時に痛くなることは少ないとされています。

五十肩で特につらいのが、「夜間痛」で、仰向けで寝ると肩が後方に落ちる姿勢になり、血流が悪くなって痛みが強まることがあります。

ズキズキと疼くような痛みを伴い、睡眠障害など日常生活に支障をきたすこともあります。

【参考資料】Which method for frozen shoulder mobilization: manual posterior capsule stretching or scapular mobilization?

四十肩・五十肩のつらい痛みをやわらげるための、痛みに配慮した施術を行っています。

整骨院やマッサージでは、痛む部分を中心に温めたり揉んだり、電気治療などを行うことが一般的で、整形外科にいたっても、注射や飲み薬、リハビリでも運動や軽くさするマッサージを行う場合が多いようです。

肩は関節が大きく動くところで、肩のみならず、全身の筋肉が深く関係しあっています。また肩の奥の方に細かい筋肉や靭帯、膜などが多く複雑に存在し状態の見極めが難しい丁寧なケアが求められる場所でもあります。

当院ではこの細かな筋肉や靭帯、膜などを一つ一つ丁寧に検査しどこが原因なのかを見極めてゆきます。

そうして痛みの出している筋肉や腱、膜などを少しづつ緩めたり、関節の動く範囲を少しづつ広げたりしながら元の働きに取り戻せるよう調整してゆきます。

検査や施術の判断には、技術と知識のみならず臨床経験が必要になってきます。例えば肩の関節以外の場所が原因で痛みを出しているのか、または肩の筋肉の奥にまた筋肉があり、その奥に靭帯や膜などが存在するためやみくもに緩めれば良いというわけではなく、適切な順序や方法を見極めながら進めていきます。

こういったことを踏まえ、当院では四十肩・五十肩の施術に取り組み「いろいろな所に通ったりしたけど痛みが残る」「長いあいだ腕が上がりずらい」といった多くの方のお悩みに対応してきました。

その場しのぎではなく原因を見極めてから、なるべく痛みを出さないように注意を払いながら筋肉、靭帯一つ一つを細かく丁寧に確認しながら施術を行います。

そうすることで、よりスムーズな回復を目指すことができるからです。

施術を受けた方からは「夜中に痛みで目が覚めることが減った」「服の着替えがしやすくなった」などの声をいただいています。

また、痛みに配慮した優しい施術法なので、幅広い年齢層の方に安心して受けていただけます。

長い間、整形外科に通ってもなかなか改善が見られなかった方からも「一度の施術で腕が動かしやすくなった」「久しぶりに背中に手が届いた」などの感想をいただいています。※効果には個人差があります

四十肩・五十肩のケアには、姿勢の見直しや肩の奥にあるインナーマッスルの血流や柔軟性を保つためのエクササイズなど、可動域を維持するためのセルフケアに関するアドバイスも行っています。

快適な生活を取り戻すために、痛みをひとりで抱え込まず、まずは一度ご相談ください。肩に関する知識と経験を活かし全力で改善に導きます。