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身体の痛みや凝りはなぜ起きる!

症状の中で最も多い患者さんの訴えは「痛み」です、そして全身のあらゆる個所に痛みは出現します。この痛みの原因として多くの人が着目するのが筋肉ではないでしょうか!

筋肉が硬いから又は柔軟性が無いから痛みが起こると一般の人はもちろん治療者までもが思っていることではないでしょうか。しかし痛みを感じるセンサーは筋肉自体にはありません。ではどこにあるのか?

それは筋肉が骨に付着するところに集中しています、つまり筋肉自体が感じている痛みではないという事です。

では痛みの原因はいったい何なのか?

最大の原因は関節の動きの障害にあるでしょう。

関節の障害がひとたび起こるとその関節自体が痛むのはもちろん他の関節や関節をまたいでいる筋肉に痛みが出てきます。そうすると体の防御反応のひとつとして筋肉や筋膜などが硬くなり凝りを生むのです、ですので凝りは痛みに反応した結果と言えるのです。

また防御反応として硬くなった筋肉は働きが悪くなり、代わりに別の筋肉がその分働くことになり負担が増えます、会社でも休んでしまった人の分まで働かなくては仕事が回らないのと同じことです。

筋肉が働くにはエネルギーやカルシウムが必要です、エネルギーがないと血液を入れるのも逆に出すのも出来なくなります。

血液は酸素や栄養、カルシウムももちろん含みます。

過剰に筋肉が働きすぎるとエネルギ―を使い果たし防御反応として代わりに乳酸がたまり、そうなると血流が悪くなるのです、そしてカルシウムもたまったままです。

血液の流れが悪いと筋肉の中に乳酸やカルシウムがたまったままでパンパンになっています、これが筋肉が硬くなってしまった状態で凝りの正体なのです。

この障害の厄介なところは放置すると他の関節まで影響を及ぼすようになるということです。

この関節障害がなぜ起きるのかは明確には分かっていなく、病院でよく言われる加齢によるものではありません。

ただ分かっているのは、思いがけない様なとっさに動いた時などで周りの筋肉の反応が遅れ関節の障害を起こす可能性はあります。

レントゲンなどの画像で異常が無いのに痛みがある方の多くが関節の障害による痛みだと言えるでしょう。

身体のゆがみや変形はなぜ起こる!

病気の4大原因

1.骨格のゆがみ 2.食生活 3.精神的ストレス 4.環境

4大原因の一つに数えられる骨格ですがゆがむとどうなるのか?

脊椎がゆがんだり、関節が障害されると、そこを通る神経・血管・リンパ管などの流れや動きが悪くなります。そうなると凝り・重だるさ・痛み・シビレ・冷え・むくみなどを生じます。これだけではありません、内臓の病気も出てくるのです。

身体のゆがみは病気の4大原因の一つとされていますが、そのゆがみの原因として「関節が障害されると他の関節や筋肉に痛みが出て体の防御反応として硬くなり凝りを発生させる」と述べましたが、そうすると体は痛みや凝りから逃れるような自分にとって楽な姿勢をとっていきます、これが長い間そのままでいると癖がついてゆがむのです。

関節機能障害を放置すると変形や他の疾患を引き起こすことが分かってきました。整形外科を受診する多くの患者さんは初めは変形が無く痛みだけの方がほとんどだと思います、しかし痛み止めの注射や関節機能障害の治療が施されず徐々に変形が出てきます。

この関節機能障害は変形に現局したことではなく脳血管障害など一見関節とは関係なさそうな器官にも影響を及ぼす可能性を秘めているのです。

町中の治療院で背骨がゆがんでいるのは左右の骨盤がゆがんでるせいで両脚の長さが違うからだと言って、寝かせた状態で両脚の長さをくらべては骨盤の調整に夢中になってる治療師が多くいます、しかしいくら骨盤を矯正して両脚の長さをそろえても背骨のゆがみが整うことはないのです。

それは脚の長さは子供の頃に決まってしまい、また成長期に過度なスポーツや生活環境など何らかの影響で左右どちらかの脚に成長を妨げる負担がかかり短くなるのです。それは数ミリから場合によっては数センチということもあり基本的に変えることはできないからです。

そして左右の脚の長さのちがいにより少しづつ骨盤もゆがんでいくのです。そのような場合、骨盤をいくら矯正しても1時間後には元に戻ってしまうのは当然です。また脚の長さの他にも、何か別の要因によって体はゆがんでいくこともあります。

背骨は上記の他に、1.頭が前に倒れた姿勢 2.お腹の力(腹圧)など体幹が弱い 3.手を使うこと 4.内臓の不調・病変などによって筋肉が凝り、ゆがむことが多いのです。

およそ手で何かを行うという作業のほとんどは、頭を前に倒し、胸を縮める力で行っています。

頭が前に倒れることにより背骨の筋肉は縦方向に引き伸ばされます、またお腹の力が抜けると背中が丸くなり、やはり縦方向に引き伸ばされます。そして背中が丸くなるということは胸椎(背骨の胸の方)の前側がつぶれ肋骨が下がってしまいます。

そして胸椎(背骨の胸の方)がねじれて背骨がゆがむ要因の一つとして右手と左手の使い方が同じではないためです。

人間は大体、右手と左手の役割が決まっているため左右均等に使うことは事実上出来ません、したがって左右のバランスが大きく崩れるほど胸椎(背骨の胸の方)がねじれて背骨がゆがんでしまうのです。

具体的な例をあげると左手に何か大きくて重たい荷物を持ったとします。すると、その荷物を引き上げようとして左の肩が上がります。そして頭は少し左に傾きますから、頸椎は右側の骨と骨の間が開き、肩は右側が伸ばされ張ります。

肩甲骨のあたりは肩が左に上がることで引き伸ばされます。骨盤は左側が高くなり体の重心は右に多くかかりゆがみの原因となります。これは左肩にショルダーバッグをかけた時も同じです。

その結果右側の腰やお尻、太ももの外側やふくらはぎの外側にかけて張ってきて、主に右側に腰痛や坐骨神経痛、股関節痛、膝の痛みなどが起こるのです。

この例からも分かるように骨盤や背骨のゆがみの原因は上半身にあることも多いわけで、その場合、骨盤ばかり調整して脚の長さそろえても根本的な原因の治療にはならないのです。

それに寝かせた状態で両脚の長さをそろえても、立った時に足に体重が乗ったとたんに狂ってしまうものです。それは姿勢の癖により体重をかける箇所が人それぞれ違ってくるからです。

また内臓の不調や病変によっても筋肉が硬くなり背骨はゆがみを起こします。例えば胃腸内に水が停留すると水の重みで胃腸が下垂します、そうすると重みで内部から引っ張られるため背中の特に左側が強く凝りが出ます。

あるいは内臓のどこかに炎症があると、その部分が腫れて膨張しますから内側から押されてその部分の筋肉が凝り骨格がゆがみます。

背中が丸まり張っていると、その反対側の胸は縮んで肩が巻き込み詰まってきます、胸が縮まると肋骨が下がり胸郭が十分に広がらないため息が吸いにくく気道や器官が圧迫されて炎症を起こしやすく心臓も圧迫されて胸が締め付けられる、またみぞおちがつかえて食物がスムーズに胃に入らないといった症状も出てきます、また肩が詰まると四十肩・五十肩・手のしびれといった症状を引き起こします。

また肋骨が下がると首の前の筋肉が引っ張られ首の両サイドの筋肉が硬くなりその下を通る頸動脈や迷走神経が圧迫され耳鳴り・めまい・たちくらみといったメニエル症候や吐き気・食欲減退・胃もたれ・消化不良・セキ・喉のつかえなど様々な症状を引き起こします。

骨格のゆがみを調整するには

脚の長さを1ミリ単位で整え、関節の動きをよく理解し、正常な動きを誘導させ筋肉の負担を無くせば骨格は自動的に調整される!

関節が障害されるとそれをまたいでる筋肉も障害され働きが悪くなる、それをカバーするために別の筋肉が働きすぎてオーバーワークを起こす、そうしてバランスが崩れゆがみを起こす。

左右の脚の長さは装具など補助するものを使って整えるしかありません。そのため特殊なサポーターを使い1ミリ単位で合わせてゆく事で整えられ、錆びつき引っかかる骨を一つ一つ丁寧に元の関節の動きに戻し、筋肉にたまった古い血液を追い出し働けなくなっていた筋肉をよみがえらせる。

働けなかった筋肉が働けば、今まで働きすぎた他の筋肉は休ませられます、そうして負担が減ると痛みが自然と解消してゆきます。

また凝りは筋肉の中に乳酸やカルシウムなど古い血液がぱんぱんにたまり充血した状態ですので早く出してあげれば新鮮な血液が入り凝りは解消してゆきます。

さとう流施術所では働けない筋肉を独自の方法で刺激を与え働けるようにしてゆきます、また筋肉にたまった血液を素早く追い出す特殊技術で硬くなった筋肉をフワフワにしてゆきます。

また脚の長さを調整するコーディネーターの資格を有しているため、ゆがみの基本である脚の左右の長さをミリ単位でオーダーメードしています。

そうすることで身体にかかる筋肉のバランスが調整されてゆき症状を改善しています。

また、頭が前に倒れた姿勢や肋骨が下がった状態、胸椎(背骨の胸の方)のねじれと言ったゆがみは全身骨格調整、姿勢に対する意識づくりや運動により症状を改善しています。

そして内臓機能を高める経絡治療や食べ物など食養生の日常指導にも力を入れております。

当院ではお伝えしてきた脚の長さを調整する・関節の機能障害を整える・働けなかった筋肉を働けるようにして筋バランスを調整する・全身骨格を正常な位置に戻すことで負担のかからない自然な動きの状態にリセットし症状を改善させることを最も得意なところとしています。

そのための施術法としてはカイロプラクティックのように関節を強くひねったりといった刺激の強い危険な手技は行いません。関節を的確な角度や方向性に誘導し、拮抗圧などを微妙な力加減により圧力をかけ関節や筋肉などを調整する。または背骨一つ一つを微細かつひとりひとりに応じた角度で超高速バイブレーションにより筋肉や骨の動きを元に戻すなど特殊な技法を使います。

栃木県内の整体でこのような施術を行うのは当院だけです。様々な原因で体の動きや痛みの症状を持っている方、手術を受けたけど身体が思わしくない方、他では改善しなかった方などがたくさん来院され、「前より身体に力が入るようになった」「動きが楽になり自分の体じゃないみたい」などの声を頂き、みなさん改善しています。

もし自分の家族、おじいちゃんが腰が痛くて庭いじりが出来なかったり、おばあちゃんが膝が痛くて旅行に行けなかったり、お父さんが五十肩でゴルフができなかったり、お母さんが肩こりで料理を作るのが辛そうだったりしたら自分が痛みが無くても気持ちが沈むし何とかしてあげたいと思います。

そういった思いに私は力になりたい!身近な人に心当たりがありましたらご紹介下さい。