あなたの首の痛みはもしかしてストレートネックかも

✅慢性的な肩こりがある
✅首の痛みや寝違いにたびたび悩まされている
✅頭痛やめまいがする
✅目が疲れやすい・ドライアイがある
✅デスクワークで首や肩が辛い
✅病院でストレートネックと言われたことがある
✅猫背を自覚している
✅腕や手のしびれが気になる
別名「スマホ首」とも言われています。
主な症状として首や肩に凝りが出始め、次第に背中や腰なども凝りが現れてきます。
放っておくと痛みやしびれといった症状も出てきて、首の骨と骨の間にある椎間板に負担がかかり症状の一因となることがあります。
他にも、手足の冷えや頭痛をはじめ眼精疲労や吐き気また眩暈や慢性的なだるさ、血行不良などの症状が出る場合があります。
ストレートネックの原因

ストレートネックとは
首の骨は本来、頭の重さをバランスよく支えるために前方へのなだらかなカーブを描いています。このカーブが弱まり首がまっすぐに近づいた状態をストレートネックと呼びます。
見た目としては肩よりも頭や首の位置が前へ傾く特徴が見られます。
原因
ストレートネックは特定の原因だけで起こるものではなく、いくつかの生活習慣が関係するとされています。
- スマホ・パソコンによる前傾姿勢(下を向いた姿勢を長時間続ける)
- 猫背など背骨全体の姿勢のくずれ(背骨が前へ倒れると、首が前へ出やすい)
- 運動不足による首・肩まわりの筋力低下
- 日本特有の前傾姿勢文化(例:お辞儀の習慣など)
頭の重さはボーリングの玉5~6㎏くらいあるといわれ、前に出るほど首の負担が大きくなります。
特徴
姿勢の変化によって、以下の症状が見られる場合があります。
- 首や肩こり・痛み
- 背中の張り・猫背
- 頭痛
- 眼精疲労
- スマホやパソコンを見る時間が長いと悪化しやすい
- 不良姿勢が長く続くと首を動かしにくくなる
姿勢の悪さが影響し腕や手にシビレを感じるケースも報告されています。
※頸椎椎間板や神経の圧迫が影響し原因の一つとなる場合もあるため注意が必要
ストレートネックのセルフチェック
壁たちテスト
壁に背中をつけて立ち、後頭部・背中・お尻・かかとが無理なく壁につくか確認
自然につかなかったり、意識しないと後頭部が壁にとどかないはストレートネックの意可能性があります。
また、背中が丸いタイプ、首だけが前に傾くタイプなど個人差があります。

改善策
姿勢や生活習慣を工夫することで首への負担軽減が期待できます。
生活の改善
- スマホは目の高さでなるべく見るようにする。
- デスク環境を整える。(椅子の高さ・パソコン画面の高さ)
- 長時間の同じ姿勢を避け、立ったり、座ったり姿勢を変えたり、下向きの首の姿勢を30分に1回は起こす。
運動
- 首を支える筋肉の筋力を高める。
- 肩甲骨や背中の柔軟性を高める。
- 胸椎を動かすことで負荷を減らす。

専門家による姿勢の評価
首だけではなく骨盤・背中・肩甲骨の動きといった全身のバランスを確認し、どこに負担がかかりやすいか細かく確認する。
- 頭の位置(前方偏位)の評価
- 肩甲骨まわりの硬さ
- 胸椎(背中)の骨の動き
- 呼吸のしやすさ
- デスクワークやスマホなど日常での癖
などを精査し一人ひとりに適したケアを提案
- 姿勢改善のエクササイズ
- 仕事や日常生活の動作の見直し指導
- 運動や生活習慣の見直しを行ってみて無理のないケア方法かあらためて検証する
姿勢のくずれ方には個人差があるため自分だけでは気づきにくい部分を専門家にサポートしてもらう。
さあ、あなたもストレートネックを解消して、身体もスタイルも健康になりましょう

ストレートネックは特別なことではなく、日常のパソコンやスマホの姿勢が少しづつ積み重なって起きてくることがあります。
それから、寝るときの枕が高すぎたりすると首や肩の筋肉に余計な緊張がかかることがあり、枕の代わりにバスタオルを折って使う方法も有効で、寝ながら少しづつバスタオルの厚みを調整してみると首や肩の負担を軽減できる可能性があります。
なんとなく首や肩が張ったり、上を向きづらい気がするなど小さな違和感がサインだったりします。
無意識のうちに前に倒れた姿勢が続くと首に負担がかかりやすくなるので、まずは鏡や壁を使って今の姿勢を確認してみることからはじめてみて、ほんの少しいつもより視線の位置を上げてみたり、深呼吸しながら肩の力を抜くだけでも身体がいつもより軽く感じることがあります。
毎日の生活の中で気づいた時に姿勢を整えるだけでも、首が頑張りすぎない状態を作る意識が大切だと考えます。


