体の凝りや痛み、そしてゆがみはなぜ起きる!
病気の4大原因
1.骨格のゆがみ 2.食生活 3.精神的ストレス 4.環境
4大原因の一つに数えられる骨格ですがゆがむとどうなるのか
脊椎がゆがんだり、関節が圧迫されると、そこを通る神経・血管・リンパ管などの流れや動きが悪くなります。
そうなると凝り・重だるさ・痛み・シビレ・冷え・むくみなどを生じます。
これだけではありません、内臓の病気も出てくるのです。
では骨格のゆがむ原因は
最大の原因は筋肉の凝りでしょう。
筋肉がないと骨はバラバラの状態で人間は立つことが出来ない。
骨はそれ自体では動けない、筋肉が骨に付着しこれを動かしています。
体を支えているのは筋肉で関節ではない、しかし筋肉が支えられなくなると代わりに関節が支えることになり負担がかかって傷めてしまう。
筋肉は最低でも1つの関節をまたいで付着しているので、その筋肉が凝ってしまうと関節は圧迫されてしまうのです。
筋肉に負担→凝りを生み→バランスが崩れる→ゆがむ
ではなぜ凝るのか
体は重力の影響を常に受けています。その重力に逆らって人間は生活しています。なので立っている・座っている姿勢だけでも筋肉が働かなければなりません。
同じ筋肉ばかり使うと筋肉はエネルギー不足を起こし疲れます。逆に休ませすぎると衰えて弱くなります。
これは、体には働き者の筋肉となまけ者の筋肉があり人によって違ってきます。
よく働く筋肉というのはそれだけ疲労がたまってくる、逆になまけてる筋肉は弱くなる、そうして働いてる方の筋肉に負担がかかり凝りを生みバランスが崩れてゆがんでゆくのです。
しかしよく働くことにも理由があり、なまけて弱くなった筋肉の代わりに働かざるおえないのです。
会社でも休んでしまった人の分まで代わりに働かないと仕事が回らないのと同じことです。
筋肉が働くにはエネルギーやカルシウムが必要です、エネルギーがないと血液を入れるのも逆に出すのも出来なくなります。
血液は酸素や栄養、カルシウムももちろん含みます。
使いすぎるとエネルギ―を使い果たし代わりに乳酸がたまり、そうなると血流が悪くなるのです、そしてカルシウムもたまったままです。
血液の流れが悪いと筋肉の中に乳酸やカルシウムがたまったままでパンパンになっています、これが筋肉が硬くなってしまった状態で凝りの正体なのです。
筋肉の凝りの原因
- エネルギー不足
- 乳酸の蓄積
- カルシウムの蓄積
- 感染症(ヘルペスウィルス・サイトメガロウィルス・クラミジアetc)
- 内臓からの反射
- 電磁波
背骨・骨盤のゆがみについて
町中の治療院で見かける骨盤矯正、「骨盤は背骨を支える土台だから骨盤さえ整えれば背骨がまっすぐになり、脚の長さがそろい、ゆがみが治ります」という理屈はウソです。人間は人形と違って土台だけ整えても背骨がまっすぐになるとは限りません。頭や手を使って様々なことをするからです。
背骨は主に1.頭が前に倒れた姿勢 2.お腹の力(腹圧)など体幹が弱い 3.手を使うこと 4.内臓の不調・病変などによって筋肉が凝り、ゆがむことが多いのです。
確かに骨盤を整えればゆがみは一時的に整うかもしれませんが原因ではないのでまた元に戻ります。
およそ手で何かを行うという作業のほとんどは、頭を前に倒し、胸を縮める力で行っています。
頭が前に倒れることにより背骨の筋肉は縦方向に引き伸ばされます、またお腹の力が抜けると背中が丸くなり、やはり縦方向に引き伸ばされて凝ってきます。
そして背中が丸くなるということは胸椎(背骨の胸の方)の前側がつぶれ肋骨が下がってしまいます。
次に手を使って色々な事をすることによって胸の筋肉が縮みます。
胸が縮むと背中の筋肉は前側と外側に引っ張られます、ペンを握る・包丁を持つ・バッグを持つ・ハンドルを握る・つり革につかまるなど五本の指で握る動作は全て胸が縮みます。
胸が縮みと肋骨の筋肉が硬くなり肩が前に出てきて肩の関節が詰まります。そうすると背中の筋肉は前に引っ張られ横にも引き伸ばされるため凝るのです。
そして胸椎(背骨の胸の方)がねじれて背骨がゆがむのは右手と左手の使い方が同じではないからです。
人間は大体、右手と左手の役割が決まっているため左右均等に使うことは事実上出来ません、したがって左右のバランスが大きく崩れるほど胸椎(背骨の胸の方)がねじれて背骨がゆがんでしまうのです。
今度は具体的な骨盤のゆがみ方の例ですが、左手で重たい荷物を持ち上げようとすれば左肩が上がります。
頭は少し左に傾くため逆の右の首から肩が引き伸ばされて凝ってきます。
肩甲骨のあたりは肩が左に上がることで引き伸ばされ凝ってきます。
骨盤は左側が高くなり体の重心は右に多くかかりゆがみの原因となります。
これは左肩にショルダーバッグをかけた時も同じです。
その結果右側の腰やお尻、太ももの外側やふくらはぎの外側にかけて凝ってきて、主に右側に腰痛や坐骨神経痛、股関節痛、膝の痛みなどが起こるのです。
この例からも分かるように骨盤や背骨のゆがみの原因は上半身にあることも多いわけで、骨盤ばかり調整して脚の長さを合わせても根本的な原因の治療にはならないのです。
また内臓の不調・病変によっても筋肉が硬くなり背骨はゆがみを起こします。
例えば胃腸内に水が停溜すると水の重みで胃腸が下垂します、そうすると重みで内部から引っ張られるため背中が特に左側に強く凝りが出ます。
あるいは内臓のどこかに炎症があると、その部分が腫れて膨張しますから内側から押されてその部分の筋肉が凝り骨格がゆがみます。
背中が丸まり張っているということはその反対の胸は縮んで肩が詰まるということです、胸が縮まると肋骨が下がり胸郭が充分に広がらないため息が吸いにくく気道や気管が圧迫されて炎症を起こしやすく、心臓も圧迫されて胸が締め付けられる、またみぞおちがつかえて食物がスムーズに胃に入らないといった症状も出てきます。
肩が詰まると四十肩・五十肩・手のシビレといった症状を引き起こします。
それと肋骨が下がると首の前の筋肉が引っ張られ首の両サイドの筋肉が硬くなり頸動静脈や迷走神経が圧迫され耳鳴り・めまい・立ちくらみといったメニエル症候や吐き気・食欲減退・胃もたれ・消化不良・セキ・のどのつかえなど様々な症状を引き起こします。
筋肉の性質
- 急に伸ばすと縮み、ゆっくり伸ばすと緩む
- 痛みを生じると縮む
- 交感神経優位で縮み、副交感神経優位で緩む
- 冷やすと縮み、温めると緩む
- 息を吐いた時に緩む
- 筋肉は意識に良く反応する
- 精神的ストレスで弱くなる
- 電磁波が入ると筋肉は凝ってしまう
骨格のゆがみを調整するには
筋肉の性質をよく理解し、上手に弛緩させれば骨格は自動的に調整される!
人間の手や足それに体幹も左右均等に使うのは事実上難しく、よく働く筋肉となまけてる筋肉が出てくるため働いてる方の筋肉に負担がかかり凝りを生みバランスが崩れてくるとゆがみが出ると書きました。
また姿勢で言うと、例えば立っている時は右に重心をかけている、右足を良く組む、逆に左手で頬杖を突く、左肩にバッグをかける、仕事でヒールの高い靴を履き腰が反っている、パソコン作業で猫背になりやすいなども働く筋肉となまけてる筋肉が出てしまいバランスが崩れてきます。
背中が丸く猫背になっているのは背中を反るための筋肉がなまけて弱くなったせいで背中を丸くする筋肉に負担がかかったとも言えます。
たまった血液を追い出し、なまけてる筋肉を働かせる
なまけていた筋肉が働けば、今まで働きすぎた筋肉は休ませられます、そうして負担が減ると痛みが解消してゆきます。
また凝りは筋肉の中に乳酸やカルシウムなど古い血液がぱんぱんにたまり充血した状態ですので早く出してあげれば新鮮な血液が入り凝りは解消してゆきます。
さとう流施術所ではなまけている筋肉を独自の方法で刺激を与え働けるようにしてゆきます、また筋肉にたまった血液を素早く追い出す特殊技術で硬くなった筋肉をフワフワにしてゆきます。
そうすることで身体にかかる筋肉のバランスが調整されてゆき症状を改善しています。
また、頭が前に倒れた姿勢や肋骨が下がった状態、胸椎(背骨の胸の方)のねじれと言ったゆがみは全身骨格調整、姿勢に対する意識づくりや運動により症状を改善しています。
そして内臓機能を高める経絡治療や食べ物など食養生の日常指導にも力を入れております。
当院ではお伝えしてきた筋肉のバランスを整える・全身骨格を正常な位置に戻すことで負担のかからない自然な動きの状態にリセットし症状を改善させることを最も得意なところとしています。
そのための施術法としては筋肉や関節を的確な角度や方向性、拮抗圧などを微妙な力加減により圧力をかけ調整する。または背骨一つ一つを微細かつひとりひとりに応じた角度で超高速バイブレーションにより筋肉や骨の動きを元に戻すなど特殊な技法を使います。
栃木県内の整体でこのような施術を行うのは当院だけです。様々な原因で体の動きや痛みの症状を持っている方、手術を受けたけど身体が思わしくない方、他では改善しなかった方などがたくさん来院され、「前より身体に力が入るようになった」「動きが楽になり自分の体じゃないみたい」などの声を頂き、みなさん改善しています。
もし自分の家族、おじいちゃんが腰が痛くて庭いじりが出来なかったり、おばあちゃんが膝が痛くて旅行に行けなかったり、お父さんが五十肩でゴルフができなかったり、お母さんが肩こりで料理を作るのが辛そうだったりしたら自分が痛みが無くても気持ちが沈むし何とかしてあげたいと思います。
そういった思いに私は力になりたい!身近な人に心当たりがありましたらご紹介下さい。