ぎっくり腰

ぎっくり腰は、重い物を持ったときだけでなく、前かがみや立ち上がり、くしゃみなど、何気ない動作をきっかけに突然起こることがあります。ここでは、ぎっくり腰になったときに多い疑問についてお答えします。

ぎっくり腰とはどのような状態ですか?

ぎっくり腰は、突然強い腰痛が起こり、身体を起こす、立つ、歩く、寝返りをするといった動作がつらくなる急性の腰痛です。

一つの原因だけで起こるものではなく、腰の筋肉や筋膜に強い負担がかかったもの、背骨を支える靱帯や関節周辺を傷めたものなど、状態には違いがあります。

そのため、同じぎっくり腰でも「前にかがむと痛い」「身体を起こす瞬間が痛い」「ひねると痛い」など、痛み方は人によって異なります。

重い物を持っていないのに、なぜぎっくり腰になるのですか?

ぎっくり腰は、その瞬間の動作だけで起こるとは限らないからです。

腰の筋肉や靱帯などに疲労や負担が少しずつ蓄積し、身体が耐えられる限界に近づいていると、靴下を履く、物を拾う、立ち上がる、くしゃみをするといった普段なら問題のない動作でも最後のきっかけになることがあります。

「何もしていないのに突然なった」と感じても、実際にはそれ以前から腰に負担が積み重なっていた可能性があります。

ぎっくり腰になった直後は、まったく動かない方がよいですか?

強い痛みが出る動作は避けますが、身体全体を必要以上に動かさないようにする必要はありません。

例えば、起き上がると激痛が走る、ひねると強く痛むという場合に、その動きを何度も繰り返すのは避けます。一方で、痛みが出ない範囲までずっと動かさずにいると、身体が硬くなり、かえって動き出しがつらくなることがあります。

「痛くても無理に動く」のでも「怖いから何も動かさない」のでもなく、痛みを強く出す動作を避けながら、動かせる範囲は動かしていくことが大切です。

少し痛みが引いたら、普段どおり動いても大丈夫ですか?

痛みが軽くなっても、すぐに普段どおりの負荷へ戻すのは注意が必要です。

ぎっくり腰では、じっとしていると痛みが少なくなっても、前かがみ、ひねり、重い物を持つなどの動作をすると再び強く痛むことがあります。

特に「痛くなくなったから治った」と思って急に仕事や運動を再開すると、まだ回復途中の筋肉や靱帯などへ再び負担をかけてしまうことがあります。痛みの変化をみながら、少しずつ通常の動作へ戻していくことが大切です。

ぎっくり腰は一度良くなっても、なぜ繰り返すことがあるのですか?

痛みがなくなっても、腰に負担を集中させていた身体の使い方まで変わっていないことがあるためです。

例えば、長時間同じ姿勢を続ける、前かがみで腰だけを使う、股関節や背中が十分に動かず腰ばかり動かすといった状態が残っていると、再び同じ部分へ負担が蓄積していきます。

そのため、繰り返すぎっくり腰では、今回の痛みだけを見るのではなく、なぜ腰に負担が集中しているのかを確認することが再発予防につながります。

ぎっくり腰でも施術を受けられますか?

はい、ぎっくり腰でも施術を受けられます。

痛みが強く、身体を動かすのがつらい場合でも、その時の状態に合わせて施術を行います。強く痛む腰を無理に揉んだり、大きく動かしたりするのではなく、どの動作で痛むのか、どの姿勢なら動けるのかなどを確認しながら施術を進めます。

また、筋肉や筋膜、関節など、痛みに関係している部分を確認し、必要に応じて身体への負担が少ない施術や特殊機器も使い分けます。

痛みが強いから施術を受けられないということではありませんので、ぎっくり腰になった場合もご相談ください。

ぎっくり腰では、腰の痛いところだけを施術するのですか?

痛む場所だけではなく、腰に負担を集中させている身体の動きも確認します。

腰は単独で動いているわけではなく、背中、骨盤、股関節などと連動して身体を曲げたり起こしたりしています。これらの動きが悪くなると、本来分散されるはずの負担が腰へ集中することがあります。

そのため、さとう流施術所では痛い部分だけを施術するのではなく、どの動作で腰へ負担がかかっているのかを確認しながら身体全体をみていきます。

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