寝違え

寝違えでは、朝起きたときに首が痛い、振り向けない、少し動かしただけでも痛むなどの症状がみられます。ここでは、寝違えたときに多い疑問についてお答えします。

寝違えは、なぜ寝ている間に起こるのですか?

寝ている間に首へ負担がかかった状態が続き、筋肉や関節などが刺激されることで、起きたときに痛みや動かしにくさが出ることがあります。

枕だけが原因とは限らず、寝る姿勢や寝返りの少なさ、前日までの首や肩の疲れなどが重なって起こることもあります。

そのため「変な寝方をしたから」だけではなく、寝る前から首まわりに負担がたまっていた可能性も考える必要があります。

朝起きたとき急に首が痛ければ、寝違えと考えてよいですか?

朝起きたときに首が痛み、振り向くなど特定の動作で痛みが強くなる場合は、一般的に寝違えと呼ばれる状態が考えられます。

ただし、首の痛みがすべて寝違えとは限りません。転倒や事故のあとから強く痛む場合や、腕や手の強いしびれ・力の入りにくさなどを伴う場合は、単なる寝違えと決めつけないことが大切です。

寝違えたときは、首を動かした方がよいですか?

痛みを我慢して無理に動かす必要はありませんが、まったく動かさずに固め続ける必要もありません。

寝違えた直後は、身体が痛む方向への動きを自然に制限していることがあります。その状態で「動かした方が早くよくなる」と考えて、痛い方向へ何度も動かすとかえって刺激を増やすことがあります。

まずは楽に動かせる範囲で日常動作を行い、痛みが強く出る方向へ無理に動かさないようにしてください。

寝違えた首を揉んだりストレッチしたりしても大丈夫ですか?

痛みが強い時期に、痛む場所を強く揉んだり無理に伸ばしたりすることはおすすめしません。

寝違えでは首まわりの組織が刺激に敏感になっていることがあり、そこへさらに強い刺激を加えると痛みが強くなることがあります。

「硬いからほぐす」のではなく、痛みが強いうちは無理に刺激せず、首が楽に動かせる範囲を目安にしてください。

寝違えは温めた方がよいですか、それとも冷やした方がよいですか?

寝違えた直後で痛みが強く、熱っぽさを感じる場合は、無理に温めない方がよいことがあります。

反対に、時間がたって強い痛みが落ち着き、こわばりや動かしにくさが中心になっている場合は、軽く温めることで楽に感じることもあります。

冷やし続けたり長時間温めたりするのではなく、その時の痛み方や身体の反応を見ながら行うことが大切です。

寝違えを何度も繰り返すのはなぜですか?

寝ているときだけではなく、普段から首に負担がたまっていることが考えられます。

例えば、頭が前へ出た姿勢や長時間のデスクワークなどが続くと、首や肩まわりの筋肉が緊張しやすくなります。その状態で寝姿勢などの負担が加わると、寝違えを繰り返すきっかけになることがあります。

何度も繰り返す場合は、枕や寝方だけでなく、普段の姿勢や首・背中の動きまで確認することが大切です。

寝違えは放っておいても大丈夫ですか?

軽い寝違えであれば、時間とともに痛みが落ち着いてくることもあります。

ただし、数日たってもほとんど変化がない、日に日に痛みが強くなる、何度も寝違えを繰り返している場合は、首に負担がかかる状態が続いていないか確認した方がよいでしょう。

また、強いしびれや力の入りにくさなど、首の痛み以外の症状が出ている場合は、単なる寝違えとして様子を見続けないことが大切です。

寝違えでも施術を受けられますか?

寝違えでも施術を受けることはできます。

痛い首を無理にひねったり、強く動かしたりするのではなく、どの方向へ動かすと痛むのか、首や肩、背中がどのような状態になっているのかを確認しながら施術を考えます。

さとう流施術所では、寝違えも施術対象の一つとしており、その時の痛みや動かせる範囲に合わせて施術を行います。

寝違えを繰り返さないために、自分でできることはありますか?

寝るときだけでなく、日中に首へ負担をためないことが大切です。

長時間同じ姿勢を続けず、ときどき姿勢を変えたり、首だけでなく肩や背中も軽く動かしたりします。特にデスクワークやスマートフォンを長時間使う方は、頭が前へ出た姿勢が続かないよう意識してください。

寝違えを何度も繰り返す場合は「枕が合わないから」と寝具だけを見直すのではなく、普段から首に負担をかけている姿勢や身体の使い方も一緒に見直すことが重要です。

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