頭痛があるときに、首のこりや痛み、重さを一緒に感じることがあります。ここでは、首の状態と頭痛がどのように関係するのかについて、よくある疑問にお答えします。
- 首が悪いと、なぜ頭痛が起こることがあるのですか?
-
首の上の方にある関節や筋肉などから伝わる痛みの情報が、頭の痛みとして感じられることがあるためです。
また、首や後頭部の筋肉が長時間緊張した状態が続くことで、後頭部から頭の周りに痛みや締め付け感が出ることもあります。
そのため、痛む場所は頭でも、その頭痛に首の状態が関係している場合があります。
- 首が関係している頭痛には、どのような特徴がありますか?
-
首のこりや痛みを伴い、後頭部から頭にかけて重い、締め付けられるように痛むなどの出方があります。
長時間同じ姿勢を続けた後に首の張りと一緒に頭痛が出る場合や、首の状態が悪くなると頭痛も出やすくなる場合もあります。
ただし、頭痛には片頭痛など首とは異なる仕組みが中心となるものもあるため、痛む場所だけで首からの頭痛と決めることはできません。
- 首が痛くなくても、首が頭痛に関係していることはありますか?
-
あります。首に強い痛みがなくても、首や後頭部の筋肉が硬くなっていたり、首の関節の動きが悪くなっていたりすることがあります。
本人は首の痛みより頭痛を強く感じているため、首の状態に気づいていないこともあります。
頭痛が出る前に首が重くなる、長時間同じ姿勢を続けると頭痛が出やすいなど、頭痛以外の変化も一緒に見てみると首との関係を考えやすくなります。
- 首を揉むと頭痛が楽になることがありますが、首を揉めばよいですか?
-
首周辺の筋肉の緊張が頭痛に関係している場合は、筋肉がゆるむことで一時的に頭痛が軽く感じられることがあります。
ただし、頭痛の種類によっては首を揉んでも変わらないことがあり、強く揉めばさらに効果が高くなるわけでもありません。
特に頭痛が強いときに首を強く押したり、痛みを我慢して揉み続けたりするのは避けてください。
- 頭痛が繰り返す場合、首を整えるとよくなることはありますか?
-
首の筋肉の緊張や関節の動き、姿勢などが頭痛に関係している場合は、首周辺の負担を見直すことで頭痛が軽くなることがあります。
ただし、首だけを見ればよいとは限りません。背中が丸くなって動きにくいと、頭を支えるために首へ負担が集中するなど、首以外の状態が影響していることもあります。
そのため当院では、頭痛だけで判断せず、首や背中の動き、姿勢なども含めて身体の状態を確認します。
- どのような頭痛は、首の問題と思わず医療機関を受診した方がよいですか?
-
突然起こった非常に強い頭痛や、これまで経験したことのない強い頭痛は、首こりなどによる頭痛と自己判断せず、医療機関での確認を優先してください。
特に、手足の麻痺や力の入りにくさ、ろれつが回りにくい、意識がおかしいなどの症状を伴う場合は注意が必要です。
普段経験している頭痛とは明らかに痛み方や症状が違う場合も、整体だけで様子を見る頭痛とは分けて考える必要があります。


