足首の前側には関節や腱などがあり、足首を上に曲げるときにはこの部分の位置関係も変化します。そのため、歩くときは平気でも、しゃがむ、階段を下りるなど特定の動作で前側に痛みや詰まりを感じることがあります。ここでは、足首前方の痛みに特有の疑問にお答えします。
- 足首の前側が痛む場合、どの部分に負担がかかっていることがありますか?
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足首の前側には、すねと足をつなぐ関節や、足の甲から足首の前を通る腱などがあります。そのため「前側が痛い」といっても、負担がかかっている部分は一つではありません。
関節の奥が痛む、足首の前を通る筋や腱に沿って痛む、足首を曲げたときだけ痛むなど、痛む位置や出方によって考え方も変わります。
まず「前側」というだけで一括りにせず、どこが痛み、どの動きで痛みが出るのかを分けて確認することが重要です。
- 足首を上に曲げると、前側が詰まるように痛むのはなぜですか?
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足首を上に曲げるときは、すねの骨と足首の骨が関節の中で位置を変えながら動きます。その動きが滑らかに行われないと、前側に圧が集中して「詰まる」「挟まる」ように感じることがあります。
そのため、単に足首が硬いだけとは限りません。無理に曲げれば解決するとは限らず、どの角度から詰まりを感じるのか、左右で曲がり方が違うのかなどを確認する必要があります。
- しゃがんだり階段や坂道を下りたりすると、足首の前側が痛むのはなぜですか?
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これらの動作では、体重を支えながら足首を大きく上に曲げる必要があるためです。
特に、かかとを床につけたまま深くしゃがむと、すねが足の上へ大きく倒れるため、足首には平地を歩くときより深い動きが必要になります。階段や坂道を下りるときにも同じような動きが増えます。
そのため、普段の歩行では痛くなくても、足首を深く曲げたときだけ前側に痛みや詰まりが出ることがあります。
- 捻挫は治ったのに、足首の前側だけ痛みが残ることはありますか?
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あります。捻挫した部分の痛みが落ち着いても、足首の動きが以前と同じ状態まで戻っていないことがあるためです。
例えば、捻挫後に足首をかばっていたことで曲げにくさが残ると、その後の歩行やしゃがむ動作で足首の動き方が変わり、前側に負担を感じることがあります。
捻挫した場所と現在痛む場所が同じとは限らないため、「捻挫はもう治った」と考えていても、以前の捻挫について確認することがあります。
- 足首の前側が硬く感じるときは、もっと曲げて柔らかくした方がよいですか?
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前側に痛みや詰まりを感じる場合は、痛みを我慢して強く曲げ続けるのはおすすめできません。
筋肉の硬さによって動かしにくい場合にはストレッチが役立つこともありますが、関節の前側が詰まって動きを止めている場合は、さらに強く曲げることで同じ部分を繰り返し圧迫してしまうことがあります。
「硬い=伸ばせばよい」と考えず、ふくらはぎがつっぱって曲がらないのか、足首の前側が詰まって曲がらないのかを見分けることが大切です。
- 足首前方の痛みにはどのような施術をしますか?
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足首の前側だけを一律に施術するのではなく、まず痛む位置と足首の動きを確認します。
特に、足首を上に曲げたときにどの位置で痛みや詰まりが出るのか、左右で動きに違いがあるのか、体重をかけた状態ではどう変わるのかなどを確認します。
そのうえで、関節の動きや周囲の筋肉など、前側に負担をかけている部分を状態に合わせて施術します。必要に応じて、立ったときや歩いたときの足の使い方も確認します。


