普段はそれほど気にならなくても、天井を見る、うがいをするなど、上を向いたときだけ首が痛むことがあります。ここでは、首を後ろへ倒したときに痛む場合のよくある疑問にお答えします。
- 普段は痛くないのに、上を向いたときだけ首が痛むのはなぜですか?
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上を向くと、首の後ろ側の関節が近づき、筋肉や周囲の組織も大きく動くためです。
首の関節の動きが悪かったり筋肉が硬くなっていたりすると、正面を向いているときには気にならなくても、後ろへ反らしたときに負担が強くなって痛みが出ることがあります。
また、上を向く動作には首だけでなく背中の動きも関係するため、首だけに原因があるとは限りません。
- 上を向くと首の付け根あたりが痛むのはなぜですか?
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首の付け根は、首と背中の動きがつながる場所だからです。
上を向くときは首だけを反らすのではなく、背中の上の方も一緒に伸びることで顔を上へ向けます。背中が丸く硬くなっていると、その分を首の付け根で大きく反らして補うことがあり、そこへ負担が集中します。
首の付け根ばかりが痛む場合は、背中の動きも一緒に見る必要があります。
- 上を向くとき、首だけでなく肩まで痛くなることがありますか?
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あります。首を後ろへ倒すときには、首から肩や肩甲骨につながる筋肉も動くためです。
首の動きが悪い状態では、周囲の筋肉が首の動きを支えようとして強く緊張し、首から肩にかけて痛みを感じることがあります。
そのため、上を向いたときの痛みが肩まで広がるからといって、肩だけに問題があるとは限りません。
- うがいや美容室のシャンプーで首が痛くなるのはなぜですか?
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どちらも首を後ろへ倒した状態をしばらく保つためです。
一瞬だけ上を見る場合とは違い、うがいやシャンプーでは上を向いた姿勢が続きます。そのため、首を反らしたときに負担がかかる部分へ力が加わる時間も長くなります。
短時間なら平気でも、上を向いたままでいるとだんだん痛くなる方もいます。
- 上を向くと痛いときは、上を向くストレッチをした方がよいですか?
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痛みを我慢して、さらに上を向くようなストレッチは避けた方がよいでしょう。
上を向いたときにすでに痛みが出ている状態で、さらに強く反らすと、動きにくい部分ではなく、もともと動きやすい部分ばかりが大きく動くことがあります。
上を向けるようにしようと、痛い方向へ何度も強く伸ばす必要はありません。
- 上を向くと痛い場合、反対に下を向くストレッチならしても大丈夫ですか?
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下を向いて痛みが出なければ、軽く動かす程度であれば行えることがあります。ただし、上を向くと痛いからといって、下へ強く伸ばせばよいというものではありません。
首を下へ大きく曲げると、今度は首の後ろ側の筋肉や組織が引っ張られます。その部分が硬くなっている場合には、強く伸ばすことでかえって痛みが出ることもあります。
下を向く場合も、気持ちよく動かせる範囲までにして、強く引っ張ったり長時間伸ばし続けたりしないようにしてください。
- 仕事などで上を向く時間が長くなる場合はどうすればよいですか?
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できるだけ首だけを反らした姿勢を長時間続けないようにすることがポイントです。
天井付近での作業や高い場所を見る仕事では、同じ上向き姿勢が続くほど首の後ろ側への負担も続きます。可能であれば作業する高さや身体の位置を変え、首を大きく反らさなくても見える位置に近づけます。
それが難しい場合は、ときどき顔を正面へ戻して首を休ませるなど、上を向き続ける時間を短く区切ると負担を減らしやすくなります。


