神経の働きを考えた施術

身体を動かしたり、力を入れたり、痛みやしびれを感じたりすることには神経が関係しています。当院では、筋肉や関節だけでなく、神経の通り道や働きも考えながら施術を行います。

神経の働きを考えた施術とは、どのような施術ですか?

神経が身体のどこを通っているのか、周りから負担を受けていないか、筋肉へうまく力が伝わっているかなどを考えて行う施術です。

神経は脳から筋肉へ指令を伝える一方で、身体で感じた刺激を脳へ伝える役割もあります。

そのため、痛い場所だけを見るのではなく、神経の通り道や筋肉の働き、身体を動かしたときの反応まで確認し、神経が働きやすい状態をつくることを考えて施術します。

身体に刺激を加えると、なぜ筋肉に力が入りやすくなることがあるのですか?

身体に加えた刺激が神経を通して脳へ伝わり、それに反応して脳から筋肉へ動くための指令が送られる仕組みがあるためです。

例えば、動かす方向を誘導したり、動きに合わせて適度な抵抗を加えたりすると、その刺激を身体が感じ取ります。

この仕組みを利用することで、うまく使えていなかった筋肉に刺激を入れ、必要なときに力を出しやすい状態へ働きかけます。

神経の通り道まで考えて施術するのはなぜですか?

神経は首や腰から手足まで長く続いており、その途中で負担を受けることがあるためです。

例えば、手に症状があっても手だけ、脚に症状があっても脚だけを見ればよいとは限りません。

神経がどこから出て、身体のどこを通って手足まで続いているのかを考えることで、途中で圧迫されていないか、引っ張られていないか、周りの組織との動きが悪くなっていないかなどを確認し施術する場所を考えます。

しびれがある場合は、しびれているところを施術するのですか?

しびれている場所だけを施術するとは限りません。神経は首や腰から手足まで続いているため、その途中に負担がかかっていることがあるからです。

例えば足先にしびれがあっても、腰やお尻、太ももなど、神経が通る途中の状態を確認することがあります。

神経は身体を動かすと周りの組織との間を少しずつ動くため、圧迫だけでなく、周囲が硬くなって神経が動きにくいことや、引っ張られることなども考えて施術する場所を判断します。

筋肉をほぐしても、しびれや力の入りにくさが変わらないことがあるのはなぜですか?

筋肉の硬さだけでなく、神経が圧迫されたり引っ張られたりしていることや、筋肉へうまく指令が伝わっていないことなどが関係している場合があるためです。

その場合、硬い筋肉をただ緩めるだけでは十分ではありません。

神経の通り道に負担をかけている部分を確認したり、身体への刺激を利用して必要な筋肉に力が入りやすくなるよう働きかけたりするなど、神経の働きまで考えて施術します。

痛みがあると、身体が動かしにくくなるのは神経も関係しているのですか?

関係しています。痛みの情報は神経を通して脳へ伝わり、身体は痛む場所を守ろうとして、周りの筋肉に力を入れたり動きを小さくしたりします。

例えば腰を曲げたときに痛みが出ると、無意識に腰まわりを固めたり、腰を動かさないように別の場所を使ったりすることがあります。

この反応が続くと、痛みが軽くなっても身体をかばう動きが残ることがあります。そのため、痛い場所だけでなく、力の入り方や身体の動かし方も確認しながら施術します。

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