手・指のしびれ

手や指のしびれは、しびれる指や出やすい姿勢、感じ方によって関係している部分が異なることがあります。ここでは、実際に手や指がしびれたときに疑問に感じやすいことについてお答えします。

手や指のしびれは、しびれる指によって原因が違うのですか?

しびれる指は、どの神経が関係しているのかを考える手がかりになります。

例えば、親指・人差し指・中指側の感覚には主に正中神経、小指・薬指の小指側には主に尺骨神経が関係しています。

ただし、神経は首から手まで続いているため、指だけを見て原因を決めるのではなく、どの指のどの部分がしびれるのか、腕にも症状があるのかなどを合わせて考えます。

朝起きたときに手や指がしびれているのはなぜですか?

寝ている間の腕や肘、手首の位置によって、神経が圧迫されていることがあります。

例えば、腕を身体の下に入れて寝ていたり、肘や手首を長時間曲げたままにしていたりすると、神経への圧迫が続き、目が覚めたときに手や指がしびれることがあります。

起きて腕を動かすとすぐに治まるのか、毎朝同じ指がしびれるのかなどによっても考え方は変わります。

スマートフォンを持っていると指がしびれてくるのはなぜですか?

同じ持ち方を長く続けることで、肘や手首を通る神経に負担がかかることがあります。

スマートフォンを見るときは、肘を曲げた状態が続いたり、手首を曲げたり、小指側で本体を支え続けたりすることがあります。

持ち方を変えたり腕を伸ばしたりするとしびれが軽くなる場合は、同じ姿勢を続けていることが症状に関係している可能性があります。

手を振ったり動かしたりすると、しびれが少し楽になることがあるのはなぜですか?

手や腕の位置が変わることで、神経にかかっていた圧迫が一時的に減ることがあるためです。

じっとしているとしびれてくるのに、手を動かすと軽くなる場合は、同じ姿勢を続けているときの神経への負担が関係していることがあります。

ただし、手を振れば原因そのものがなくなるという意味ではなく、繰り返し同じしびれが出る場合は、どの姿勢で起こるのかを見ることが大切です。

ピリピリ、ジンジンしたり、手袋をしているような感じがするのも「しびれ」ですか?

はい。しびれは、ビリビリする感覚だけではありません。

ピリピリする、ジンジンする、感覚が鈍い、触った感じが分かりにくい、薄い手袋をしているように感じるなど、人によって表現はさまざまです。

特に感覚が鈍くなっている場合は、痛みがなくても物をつまみにくい、細かな物を扱いにくいなど、日常動作で気づくことがあります。

手や指のしびれる場所が日によって変わることがあるのはなぜですか?

その日の姿勢や身体の使い方によって、神経への負担がかかる場所や強さが変わることがあるためです。

神経は首から腕、肘、手首を通って指まで続いているため、同じ場所だけが常に影響を受けるとは限りません。

ただし、毎回まったく違う場所がしびれる場合には、手首だけの問題と決めず、症状の出方を広く確認する必要があります。

手や指のしびれがあるとき、どんな変化があれば注意した方がよいですか?

しびれが強くなるだけでなく、手や指に力が入りにくくなったり、感覚が明らかに鈍くなったりしてきた場合は注意が必要です。

例えば、物をよく落とすようになった、ボタンや小銭など細かな物を扱いにくくなった、以前より指を動かしにくいなどの変化です。

また、突然のしびれとともに身体の片側に力が入りにくい、ろれつが回りにくいなどの症状がある場合は、通常の手・指のしびれとは分けて考え、早急に医療機関で確認する必要があります。

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