以前に捻挫した足首が、何か月も経ってから痛んだり、何年も経って再び痛み始めたりすることがあります。捻挫では靱帯だけでなく、関節や軟骨、腱などを傷めることもあり、痛みが治まっても足首の動きや安定性に問題が残っている場合があります。ここでは、過去の捻挫と現在の足首の痛みについてよくある疑問にお答えします。
- 捻挫は治ったはずなのに、足首が痛むのはなぜですか?
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捻挫したときの腫れや強い痛みが治まっても、傷めた靱帯や関節などが十分に回復していないことがあるためです。
捻挫では靱帯が伸びたり傷ついたりするだけでなく、関節を包む組織や軟骨などにも負担がかかることがあります。
また、痛みをかばっている間に足首の動きが悪くなり、歩くときに特定の部分へ負担が集中することもあります。
捻挫直後の痛みがなくなったことと、足首の働きが元どおりになったことは別です。
- 何年も前の捻挫が、今になって痛むことはありますか?
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あります。過去の捻挫によって足首の安定性や関節の動きに問題が残っていると、長い年月の間に負担が重なり、痛みが現れることがあります。
例えば、靱帯が緩んで足首がわずかにぐらつく状態が続くと、関節の軟骨などに繰り返し負担がかかることがあります。
また、長年の負担によって関節に変形が生じ、以前は痛くなかった動作でも痛みを感じるようになる場合があります。
ただし、昔捻挫した足首が痛むからといって、必ずその捻挫が原因とはいえません。
- 一度捻挫した足首を、何度も捻ってしまうのはなぜですか?
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靱帯の緩みだけでなく、足首が傾いたことを感じ取り、とっさに支える働きが低下していることが考えられます。
足首の靱帯には、関節がどの方向へ動いているかを感じ取る働きもあります。捻挫によってこの働きが低下すると、足首が傾いたときに周囲の筋肉が反応するのが遅れ、再び捻りやすくなることがあります。
そのため、捻挫を繰り返す場合は、筋力だけでなく、片足で立ったときの安定性や足首の反応を取り戻すことも必要になります。
- 捻挫してから足首が以前ほど曲がらないのはなぜですか?
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捻挫後に関節を包む組織が硬くなったり、足首の骨の動きが悪くなったりすることがあるためです。
足首を上へ曲げるときは、すねの骨と足首の骨が滑らかに動く必要があります。この動きが制限されると、しゃがむときにかかとが浮いたり、階段を下りるときに足首の前側が詰まるように感じたりします。
単に筋肉が硬いだけではない場合もあるため、痛みを我慢して強く曲げ続けるより、関節そのものの動きも含めて整えていくことが考えられます。
- 昔捻挫した場所とは違うところが痛むことはありますか?
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あります。捻挫後に足首の動き方や体重のかかり方が変わると、傷めた場所とは別の部分へ負担が集中することがあるためです。
例えば、外くるぶし側を捻挫した後に足首が十分に曲がらなくなると、歩くときに足首の前側へ負担がかかることがあります。
また、足首を支える筋肉や腱が以前より強く働くようになり、くるぶしの周囲や足の外側に痛みが現れる場合もあります。
現在痛む場所だけでなく、以前の捻挫によって足首の動きがどう変わったかも関係します。
- 捻挫した足首が、今でも時々腫れるのはなぜですか?
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関節の中や周囲に炎症が残っていたり、歩行や運動によって繰り返し刺激が加わったりすることが考えられます。
捻挫の際に軟骨や関節を包む組織を傷めていると、普段は腫れていなくても、長く歩いた後や運動した後に関節の中の液が増え、腫れが現れることがあります。
また、靱帯が緩んで足首が不安定な場合も、関節に負担がかかりやすくなります。
腫れを繰り返す場合は、単なる疲れだけではなく、関節の中に問題が残っている可能性も考えられます。
- 捻挫を繰り返さないためには、足首を鍛えた方がよいですか?
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足首を支える筋肉を鍛えることは役立ちますが、筋力だけでなく、足首の動きやバランスを取り戻すことも必要です。
例えば、足首が十分に曲がらないままでは、段差や坂道で足をうまく動かせず、再び捻る原因になることがあります。
また、片足で立ったときにふらつきやすい場合は、足首の傾きを感じ取り、周囲の筋肉が素早く反応する練習も役立ちます。
まずは両足でのかかと上げや、壁などに手を添えた片足立ちから始め、痛みやぐらつきが強くならない範囲で行ってください。
- 昔の捻挫による足首の痛みは、今からでも施術で改善できますか?
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捻挫から長い時間が経っていても、関節の動きや筋肉の働き、足首の安定性などが痛みに関係している場合は、施術によって改善が期待できます。
例えば、捻挫後に足首の骨の動きが悪くなっている場合は、関節の動きを整えることで、歩くときやしゃがむときの負担を軽くしていきます。
また、足首を支える筋肉がうまく働いていない場合は、筋肉と神経の働きを考えながら、足首が安定して動ける状態を目指します。
ただし、靱帯の大きな損傷や軟骨の傷み、関節の変形などが進んでいる場合は、施術で改善できる範囲が異なります。


