肩が動かしにくいと、服を着る、髪を洗う、高い所の物を取るなど、普段の動作にも不便が出てきます。ここでは、肩の動く範囲や動かしにくさについて、よくある疑問にお答えします。
- 肩が動かしにくくなるのはなぜですか?
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肩の筋肉が硬くなるだけでなく、関節の動きや関節包、筋肉・腱などの滑り、肩甲骨の動きなどが悪くなることで、肩全体の動く範囲が狭くなることがあります。
肩関節は、腕の骨が単純に上下するだけではなく、関節の中で滑ったり回ったりしながら動きます。さらに肩甲骨も一緒に動くことで、腕を大きく動かすことができます。これらのどこかが十分に動かなくなると、肩が硬い、動かしにくいと感じるようになります。
- 肩にあまり痛みがなくても、動かしにくくなることはありますか?
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あります。痛みが少なくても、関節や関節包が硬くなっていたり、肩甲骨の動きが小さくなっていたりすると、肩の動く範囲が狭くなることがあります。
痛くないため自分では気づかず、以前はできた動作がしにくくなった、左右で動く範囲が違うなどの変化で初めて気づくこともあります。
- 片方の肩だけ動かしにくいのはなぜですか?
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左右で肩関節や肩甲骨の動き、筋肉の硬さ、普段の腕の使い方などに差があることが考えられます。
例えば仕事や家事で片側の腕を多く使っていたり、いつも同じ側で物を持ったりしていると、左右で肩にかかる負担が変わります。その積み重ねによって、片方だけ動く範囲が狭くなることがあります。
- 肩を動かすと途中で詰まるように感じるのはなぜですか?
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肩関節や肩甲骨が滑らかに連動していないと、動かしている途中で詰まる、引っかかるように感じることがあります。
肩の中では腕の骨が滑ったり回ったりしながら動いています。その細かな動きがうまく出ないと、腕を上げる途中で動きが止まるように感じたり、身体を傾けたり肩をすくめたりして不足した動きを補うことがあります。
- 肩が動かしにくいときは、無理に動かした方がよいですか?
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痛みや強い引っかかりを我慢してまで、無理に動かす必要はありません。
勢いをつけて動かしたり、無理に伸ばしたりすると、動きにくい部分ではなく、もともと動きやすい部分ばかりが余計に動いてしまうことがあります。一方で、必要以上に長く動かさない状態が続くと、さらに硬くなることもあるため、その時の状態に合った範囲で動かすことが大切です。
- 肩が動かしにくい場合、どのような施術をするのですか?
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まず、腕を前・横・後ろなどへ動かし、どの方向で動きが少ないのか、左右でどのくらい差があるのかを確認します。
そのうえで肩関節だけでなく、肩甲骨、鎖骨、背中、肋骨、腕などの動きも確認します。動きを妨げている関節や筋肉・筋膜などを状態に合わせて調整し、施術の途中でも肩の動く範囲がどのように変化するかを確認しながら進めます。


