振り向くと痛む

普段はそれほど気にならなくても、左右を向いたときや後ろを確認するときだけ首が痛むことがあります。ここでは、振り向く動作で首が痛むときのよくある疑問にお答えします。

普段はそれほど痛くないのに、振り向くと首が痛むのはなぜですか?

正面を向いているときにはあまり動かない部分が、振り向くときには大きく動くためです。

首は小さな関節が連なって動いています。その中に動きの悪い部分があると、正面を向いているだけでは気にならなくても、首を回したときに関節や周囲の筋肉へ負担が集中して痛みが出ることがあります。

そのため、じっとしていると痛くないからといって、首の動きに問題がないとは限りません。

右を向くときだけ、または左を向くときだけ痛むのはなぜですか?

首の関節の動きや筋肉の硬さなどに、左右差があることが考えられます。

振り向くときは、右を向く場合と左を向く場合で使われる関節や筋肉の動き方が変わります。そのため、片側の動きが悪くなっていると、一方向だけで痛みが出ることがあります。

また、痛い側に問題があるとは限らず、反対側がうまく動かないために、痛む側へ負担が集まっていることもあります。

振り向いたときに首の付け根が痛むのはなぜですか?

首の付け根は、首の動きと背中の動きがつながる場所だからです。

振り向く動作では首だけを回すのではなく、背中の上の方も一緒に動きます。背中が硬く十分に回らないと、その分まで首の付け根が動こうとして負担が増えることがあります。

首の付け根ばかりが繰り返し痛む場合は、痛む場所だけでなく背中の動きも関係している可能性があります。

振り向くと首ではなく肩の近くが痛むこともありますか?

あります。首を振り向く動作では、首から肩や肩甲骨につながる筋肉も一緒に動くためです。

首を回したときにこれらの筋肉が引っ張られたり、動きを支えるために強く緊張したりすると、首そのものより肩に近い場所へ痛みを感じることがあります。

痛む場所が肩に近いからといって、必ずしも肩だけの問題とは限りません。

車の運転で後ろを確認するときに首が痛むのはなぜですか?

運転中は座った姿勢のまま振り向くため、首だけに動きが集中しやすくなるからです。

立っているときなら身体全体を使って後ろを向けますが、運転席では骨盤や身体の向きがある程度固定されています。その状態で後方を確認しようとすると、首や背中を普段より大きく回す必要があります。

普段の生活では気にならない程度の動きの悪さでも、運転中の振り向きでは痛みとして気づくことがあります。

首が痛くて、身体ごと振り向くようになっていますが大丈夫ですか?

身体ごと振り向くのは、首の動きを身体が無意識にかばっていることがあります。

首を回すと痛いため、胸や腰まで一緒に回して首の動きを減らせば、後ろを見ること自体はできます。そのため、自分では首がどのくらい動かなくなっているのか気づきにくいこともあります。

以前は首だけで楽に振り向けていたのに、最近は身体ごと向くようになったという変化は、首の動きを確認する一つの目安になります。

振り向くと首が痛む場合、首だけを施術するのですか?

首だけとは限りません。振り向く動作には、首だけでなく背中や肩甲骨などの動きも関係するためです。

例えば背中が十分に回らなければ、その不足分を首が余計に動いて補うことがあります。この場合、首だけを整えても、首に負担が集まる動き方が残ってしまいます。

当院では実際に左右へ振り向いたときの動きや痛みの変化を確認しながら、首だけに原因を決めつけず、関係している部分を調べて施術を組み立てていきます。

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